後藤忠政元組長の究極論。ヤクザを分裂させるか、それとも絶滅させるか
後藤元組長は最右翼として名を轟かせたこともあり、除籍されてもその思想を捨てるはずがないのです。しかし、関係者によると、後藤元組長は一部のマスコミ(文春・テレビ局)などに対して自らインタービューに応じ、妙な”日本人論”を披露してきました。(メモ・後藤元組長は4月18日、インドネシアへ出発しています。現在、シンガポール滞在中という。4月28日) その要は①在日系ヤクザが山口組及びヤクザ全体を乗っ取っており、日本の安全と未来を脅かしています。②自分は純粋な日本であるからこそ、山口組上層部の在日系幹部らに追い出されました③彼の処分とは、在日系ヤクザが、日本人ヤクザを抑圧している証拠である。④後藤元組長が殺されたら、日本人ヤクザは全員が追われる身となる日が到来します。⑤社会貢献・起業したい若き日本人に資金提供するなどして応援する「後藤基金」を作りたいこと。それによって日本国家を再び繁盛させます。 つまり、後藤元組長は言おうとしているのが「私個人で処分されたというよりも、日本人ヤクザは除け者にされたのです。このままでいくと、ヤクザは韓国マフィアに乗っ取られるよ」という主張です。 ヤクザの中では、在日が多いとの話が公然の秘密です。しかし、その事実はタブーでした。元公安調査庁の幹部が以前、外国人特派員協会でヤクザについては「60%が同和関係者、30%が在日系の人々(北朝鮮系10%)」と暴露しました。その数字は正確かどうか、不明です。だが、ヤクザの中には在日系人がいてもおかしくないのです。 それも当たり前です。どこの社会でも少数派は、差別されるため、犯罪組織に流れてしまいがちです。自己防衛の意味も含めて入団する人は少なくないのです。在日の人々は近年までは日本社会のはみだしもの扱いされ、就職できる稼業が限られていました。就職できても「ガラスの壁」にぶつかり、同僚ほど偉くならなかったケースも多かったそうです。大体、犯罪社会はある程度、平等主義です。稼ぐ奴は偉くなります。氏や人種も関係ないのです。多くの社会では、差別された少数派は犯罪組織で、金を得て身を守り、だんだん社会地位を確保してそして一般社会に溶け込んでいきます。アメリカのユダヤ人は好例です。多くのユダヤ人がアメリカへ移民してから、ユダヤ人マフィアを造りました。もはや、ユダヤ人マフィアもないのですが、ユダヤ人マフィアの幹部らが犯罪収益の一部を子孫に持たせたり、投資させたりしたうちに、みんなは合法的なしのぎにたどり着きました。 在日系ヤクザは昔のユダヤ人マフィアのようなものです。 確かに山口組弘道会には在日系ヤクザが多いと言われています。逆に山口組山健組には同和系ヤクザが多いそうです。ヤクザ社会全体を「在日」「同和」「日本人」の三種で成しています。(中国系ヤクザもいるそうですが)。これまでにみんなが仲良く活動してきました。だが、一部の人は「在日ヤクザは北朝鮮 (また韓国)の操り人形」と言いふらして彼らの愛国心と忠実心をけなすなどしています。そのため、某在日系暴力団幹部らがわざわざと靖国神社を参拝して自分が日本人と同じ心境を持っていることを見せなくちゃならない状況となりました。 もちろん、私は外国人で、同和系ヤクザ・在日系ヤクザ・日本人ヤクザのいずれも同じものと思っています。生まれで極道の品格が決まるはずがありません。 しかし、人種差別という武器を使えば、三者の違いが大きくみえてきます。 後藤元組長の考えは賢いです。ヤクザを「日本人ヤクザ」と「在日系ヤクザ」に分裂させたら、後藤本人は「大和民族ヤクザの英雄」として復帰できるかもしれません。同和系ヤクザとも手をつないだら、過半数の勢力をしめます。少なくとも、山口組本部を惑わすことが可能で、時間稼ぎもできます。 しかし、案外に司法当局は後藤元組長の行動を歓迎しています。彼は「極道絶滅」の鍵を手渡しているようなものです。 後藤元組長の論議は、実際、警察にとってはヤクザ全体をつぶす口実となり得ます。彼が「日本人ヤクザが在日系ヤクザになめられている」「在日系ヤクザは愛国心がない」「山口組が在日マフィアに乗っ取られた」などと叫べばさけぶほど当局が喜ぶのです。某警察庁幹部はこう説明しています。 「日本人の中では、ヤクザが好きな人もかなりいます。ヤクザ映画のファンも多いし。日本人は基本的にヤクザに憧れるのです。だから、厳しく取り締まろうとしてもなかなか応援されません。一方、ミサイルの発射や拉致問題などで、北朝鮮に対する反感が強いのです。そこがポイントです。つまり、一般人の頭の中で「現代ヤクザは北朝鮮のギャング」という図式ができあがったら、極道丸つぶしは不可能ではないのです。警察は次のようにいえばいいんだ。『昔のヤクザは日本人だったが、今のヤクザは北朝鮮系ヤクザや在日系ヤクザに牛耳られています。つぶさないと、日本国家が危ない』。ヤクザつぶしに最高の口実です」と話します。 要するに、後藤組長の主張を利用すれば、司法当局が「ヤクザの存在」を「国家安全問題」として扱える可能性が出てきます。そうすると、一般人の支援も得ながらヤクザ組織そのものを禁止する法律さえ作って実行できるかもしれません。後藤元組長はその意図はないでしょうが、ヤクザ全体の分裂を図ることで、当局にもヤクザ全体をつぶす好機と口実を与えてます。まあ、本人は紙の上ではすでに「堅気」であるため、山口組および極道そのものが全滅しても痛くもかゆくもないはずです。後藤元組長さえ生き残ればよろしいでしょう
後藤元組長が海外逃亡? 反逆の始まりとの声も
後藤組長が海外逃亡!?某政府幹部との密会?資金隠しの目的? 仏教の行脚ではないことが確か。(弘道会との和解が成立した証拠か?) 後藤忠政元組長の出家はつい海外旅行に化けてしまいました。お寺で修行しているはずの後藤さんはもう日本におりません。関係者の話によると、警察庁が最後に後藤さんの所在を確認したのが18日前後。その後、東南アジア方面へ行ったことが判明した。ただし、泊まり先は不明。一部のヤクザも「後藤元組長と連絡取れない」とも騒いでいます。 一方、元公安庁幹部から面白い話も出てきました。信ぴょう性がわかりません。一応、その要を伝えます。後藤忠正組長は与党幹部を経由して英国系国の政府関係者に接触しております。後藤側からの申し入れは、2001年に行ったFBIとの取引の二番煎じのようなものです。同国内の山口組フロント企業全社や同国在住の企業舎弟を同国連邦警察に教えるかわり、永住権を手にします。フロント企業だけでなく、シンガポールで山口組運営のファンドおよび投資会社の一覧表も手渡すとの約束も交わしています。同国にとってはシンガポールは「仲間」のようなもので、山口組の進出も気にしています。 ただし、某国側は米国連邦捜査局(FBI)の二の舞を演じたくありません。だから後藤側に対して厳しい条件を叩き付けています。まず、誠意の印として後藤側から企業リストなどの山口組幹部リストの提出を先に求めています。FBIとの取引では、後藤元組長が提供した情報は少なく、肝臓移植が成立してから、黙り込んだまま日本へ帰国しました。 また政府側は後藤元組長の申し入れについても難色を示しているところもあります。それは、後藤組長は自分の資産を無条件で全額を同国内の金融機関へ移したいということです。彼の資産は犯罪収益が含まれているそうです。従って後藤の資産の移入を認めることは資金洗浄を黙認するのも同然で、法的問題が出てきます。 一方、2度目の肝臓移植を狙っているそうですが、その取引には政府が「関知も援助もしない」ときっぱり断っています。だが、後藤元組長はすでに手を回している模様で、掛かり付けの医師(B先生)をアメリカから呼び寄せて私立病院で、手術を受ける準備を進めているそうです。入国ビザさえあれば準備万端らしいです。 今回の海外旅行で、後藤元組長が戒名を使って新しいパスポートを作成して出国したとの話もありますが、定かな話ではないです。アクセスジャーナルによると、出家自体というのは、山口組本部が、後藤元組長に下された厳罰。その背景に後藤元組長と弘道会の間で、手打ちが行われたからです。今回の海外旅行はその”手打ち”の証拠という声もあります。なぜかというと、後藤元組長が弘道会に命を狙われたら、海外にいる時、一番危ないです。だから、手打ちが成立したからこそ安心して旅に出たそうです。 しかし、旅の究極目的は何でしょうかか。某政府関係者との密会?第2の肝臓移植の準備?海外に隠された資金の移動?長男はすでに欧州(イタリアやドイツ)で”後藤マネー”を整理しているようですが。いずれにしても後藤先生は侮っては行けない存在です。豊富な財産と極秘情報を武器にして絶対生き残るタイプです。「絶縁処分」を「除籍」に変えさせることで、一回戦で山口組本部に事実上、優勝しました。二回戦は「警察との取引」との常套手段を駆使して「快復して」勝利へ向かいます。3回戦では、人種差別を悪用した新しい攻撃で逆転ホームランを目指しています。勝負はまだまだついていません。 一方、後藤元組長が仏教の修行としてカンボジアなどで乞食の生活を送っているとの推測もあります。皮肉たっぷりの推測ですが、一読に値します。http://www.shihoujournal.co.jp/plaza/090423_2.html 予告!後藤元組長の反逆PART 2! (4月27日掲載予定) 「我が輩は最後の日本人ヤクザ!」と語り、在日系ヤクザを目の敵にして全国ヤクザの分裂を企てる究極作戦。すでに文春やテレビ局に妙な「日本人論」を語りまくる後藤元組長。その狙いは?
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